普段の生活の中で愛犬についての心配事といえば先ず健康問題でしょう。
結局のところ、犬のしぐさ、態度、鳴き声、皮膚や毛づや等、外見からしか体調を判断しづらいわけですから健康そうに見えても実は本人(本犬)は何かの病気だったなんて事も考えられます。
症状がでて初めて人間が気付く場合も多いと思います。

良く直面する犬の健康問題を一部抜粋して見ました。かなり専門的な内容もありますが参考になればと思います。

月齢別・子犬の成長と発育段階の病気の予防

月齢 発育段階 病気と予防
出生時 目は閉じている
耳は聞こえない
内部寄生虫犬回虫(生後7日〜6ケ月)
便を獣医師に持って行き、検査してもらう
10〜15日 目が開く
視力は僅かしかない
強い光をあてない
検便をする
内部寄生の駆虫をする
15〜20日 耳が聞こえ始める
大きな音を立てない
下痢:病院で直接検便で調べてもらう
原虫:コクシジュウム・ランブル鞭虫などが検出出来る
蚤:条虫の寄生・検便では確認できない(蚤は条虫の中間宿主)
3〜5週 離乳開始、小皿から飲める
乳歯が生え始める
視力が正常になる
駆虫をする
日光浴をする
6〜8週 食事は一日に3回
健康診断をしてもらう
トイレのしつけを開始出来る
離乳完了、固形食を与え始める
28本の乳歯が全部生えそろう
6週:パルボワクチンを接種する
妊娠犬・1ケ月で注射が射てる

注意事項

1〜3ケ月 紫外線の照射(日光浴) くる病(X脚またはO脚)Caの不足
CaとPの比率を1:1にする。
異嗜
2〜3ヶ月 この時期に第一回目の混合ワクチンを接種する。
混合ワクチン接種後、一週間はシャンプーをしたり、戸外に出したり、他犬との接触を避け、風邪を引かないようにしないと伝染病が発生してしまい死亡にいたる。
第二回目の混合ワクチンは、第一回目から3〜4週間後に接種する。
フイラリア予防薬を投与する。以後決められた期間内、毎月投与する。
4〜8ケ月 42本の永久歯が生えそろう。但し、小型犬の場合、犬種によつては生えそろうのに12ケ月位かかる時がある。 乳歯が抜けないで永久歯と二重になって生えている時は、麻酔をかけて乳歯抜歯をする。乳歯で永久歯が阻害されてしまったり、食べ物がつまったりして、せっかく生えた永久歯が若くしてだめになってしまう。
4.5〜7ケ月 牡は去勢手術可能。マーキングをして排尿をさせたくない場合、坐って尿をしている内に、手術可能であるのならば、出来るだけ早く去勢手術を行ってしまえば、一生坐ったまま排尿をする為、マンション内などで飼育する場合は都合が良いと思われる。 注)ホルモンによるカラダの発達との関連で早すぎるとの考えもある。
5〜6ケ月 牝は避妊手術可能。女性ホルモンが出る前に手術したほうが私自身は良いと思う。なぜなら、ホルモンが出てしまつた後に手術をすると人工的に止めてしまう為、やはり副作用が出ると思われる為。例、肥満・ホルモン性皮膚炎 注)ホルモンによるカラダの発達との関連で早すぎるとの考えもある。
6〜8ケ月 服従訓練開始
6〜11ケ月 牡は性的に成熟する
6〜12ケ月 牝は性的に成熟する
12ケ月 食事は一日1回又は2回
成長完了、交配出来る
牝の場合は2回目の発情の時が良い。
注)但し、大型犬では成長完了が遅く1年6ケ月位かかる。




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